新しいハラーに変わっています。

新しいハラーに変わって、一週間弱だと思います。

一言で言うと、「驚いています。」25年間以上、僕と焙煎人は、「エチオピア ハラー ボールドグレイン」という銘柄の豆と付き合ってきました。日本で普通に買えるハラーは、僕たちが知る限り、これしかなかったし、これが「好きだった」のだろうと思います。

で、急にロイヤルさんのハラーに変えた。まあ、ハラーなんだから、そんなに変わんないと考えていた。

焙煎人が、初めて焙煎機で焙煎した「クイーンシティ ハラー」主体のカファブレンドを飲む。

まず、香りが強い。味も強い。強烈過ぎる。僕たちが今まで持って来たイメージで言えば、イルガチェフェとか、高い方のイエメンとかに感じるものに近い。

個性的過ぎるかもしれない。

今までのカファブレンドは、毎日何度も飲み続けられるコーヒーだと思ってました。

新しいカファブレンドを初めて飲んだ時は、そこが、心配でした。

でも、一回や二回飲んだぐらいで判断できるほどの感覚はないので、あれから毎日飲んでいます。

毎日飲み続け、一週間弱。今の気持ちを正直に言うと、「いけるかな?」カファブレンドとして。多少の変化はあるけど、悪い変化では無いのはわかります。すごいです。

たぶん、サードウェーブの前後から、きっと産地での精製が進化しているのだと思います。

コーヒーの持つ成分を最大限に生豆に残すために進化している。

それをカップまで、と言うのが「サードウェーブ」の本質の一部だと思います。よくわからないけど。

そういう意味で、新しいハラーは、ガラパゴスだったkaffaをびっくりさせてくれました。

このポテンシャルをどこまで生かせるのか?今後の変化にも、ご期待ください。少なくとも、飽きない。うまいような気がする。深く煎った時の甘いような酸味もかなり濃く感じられる時があります。

楽しみになってきました。

欠点豆はかなりあり、2割ぐらいは捨てる感じだけど、残った豆は濃縮されたコーヒーの実を感じさせるいい豆です。

輸入許可通知書

まさかのX線検査不合格、検査所を変え、開封検査。運送屋さんから電話があったのが16時20分。開封検査には立会いが必要で、慌てて車で検査所に向かう。大渋滞の海底トンネル。開封検査の場所に着いたのが16時43分。X線検査でダメってことは何かいけないものが隠されてたのか?

開封検査の係官の人たちも、時間がないことはわかってくれてた。今日お世話になったみなさんが、時間がないことをわかってくれてた。突然、事前相談もなく現れた素人。群馬から来ていて、今日中に全て終わらせたい!kaffaの気持ちを理解してくれてた。感謝!

本当なら、X線検査も無しで通して欲しかったけど、まあ考えてみると、怪しいよね。麻袋の中身。何でも入る。武器とか、麻薬とか。

開封検査は、結局、植物検疫の時に開いた穴を塞いだガムテープを剥がして、中のコーヒー豆を確認してOKとなった。X線検査では、コーヒー豆の形は見えないそうだ。影になったり、塊に見えたりするらしい。

合格の書類をくれて、「税関には電話しといたから。」「さあ、急いで!」といった風情で送り出してくれた係官と運送屋さんを残し、今度はガラガラの海底トンネルを抜け、飛ぶように税関にもどる。3階まで駆け上がる。係官の人たちが全て準備してくれてる。納付書で消費税を払う。ここで、17時、終業ののチャイムが鳴る。カウンターの中からプリントされたばかりの「輸入許可通知書」を手にして担当の係官さんが来る。「次回は、検査があるかどうかはわからないけど、ある前提の車で来て下さいね。それと、午前中に。」「わかりました。ありがとうごさいました。」

ちょっと残業させてしまいました。ごめんなさい。

階段を降り、駐車場で車に乗り込む時、帰りのバスを待っているのであろう他の部署の税関職員の方々が列を作っていた。

植物防疫所、東京検疫所、ブルーウィング(保税倉庫)、東京税関大井出張所9課?のみなさん、壱番屋(運送屋)さん、ありがとうございました。今日中に帰って来れました。ミッション コンプリート!

あー、つかれた!でも面白かった。大人の社会見学。

一年分のハラーを確保。後は、急いで保管庫作んなきゃ!今まで何をしていたのか?今日できることは明日やる悪い習慣。

通関中

コンテナを引っ張る大型トラックの大渋滞の中、朝10時に保税倉庫で植物防疫所の係官さんと待ち合わせ。倉庫に入り、荷物と対面する。パレットに積み上げられた麻袋12袋、ラップでグルグル巻かれている。

植物検疫は、パッと見てOKってのを期待してたけど、きっちり検査。エチオピア3袋、イエメン2袋の封を切り、中身をザルに入れ容器の上で揺する。結果全て合格。封を締め直し、60KGの袋をまた積み上げて、ラップでグルグル巻きにして終了。1人では無理だった。焙煎人と一緒に行って良かった。汗をかいた!

合格証を持って今度は、またしても大渋滞の中、食品検疫所へ。ここは、昼休み前で、待ち時間30分でクリア。合格証をもらった。

12:30に、いざ東京税関大井出張所へ。昼休みで13時受付。職員食堂で定食を食べる。昔の給食室みたいな厨房で、おじさんとおばさんがちゃんと作ってる。すげえ美味しいわけじゃないけど、ちゃんと美味しかった。

13時に受付。係官の人が親切にマンツーマンでパソコンでの書類の作り方を教えてくれる。これは、ミッションコンプリートか?と楽観視した途端、税関による荷物の検査が決定した。パレットのまま、X線検査装置を通すらしい。どうするんだろう?と思っていたら、何と、また保税倉庫に荷物を取りに行って、検査所に運んで、検査を受けて、保税倉庫に戻すらしい。これをわしの責任においてやらねばならない。

「お車は、荷物積めますか?」と聞かれる。カングーだから積めるわけがない。検査を受けないと今日中の輸入許可にならない。やはり出直すのか?

係官の人が教えてくれる。階下に運送屋さんが居て、彼に頼むことができるらしい。もちろん有料で。

18000円を提示される。うーむ。レンタカーを借りて自分でやる手もある。が、時間もない。保税倉庫に連絡して荷物を積み込み場まで下ろしてもらったりしなくてはならない。レンタカーをスムーズに借りられる保証もない。時間がない。

結局、18000円を支払い、運送屋さんに依頼することにした。税関の係官さんが、予約で一杯の検査所に無理矢理ねじ込んでくれた。午後4時からの検査。これに合格したら、消費税64200円を支払って晴れて「輸入許可書」がもらえる。

今、税関の駐車場で、待ってる。まあ、コーヒー豆しか入ってないはずだから合格は間違いない。

たぶん、税関が終業するまでには「輸入許可書」が手に入ると思う。

18000円がくやしい。次回は、トラックで来ること!

通関

ここ3日間をかけて、東京港に到着し保税倉庫に入っているコーヒー生豆を通関させるための準備をしていた。

本来なら、その豆たちを保管するための保管庫作りにシャカリキにならねばならなかったのだが。

全く想定外の作業。まあ、自分の世間知らずが原因だから仕方ない。

突然Expeditors Japanの方からメールが入ったのが、先週の金曜日。週末に荷物が入港するから、指定通関業者を教えてくれとのことだった。

「指定通関業者?」Expeditorsさんじゃないの?

10年前に、ROYALさんから輸入を試みた時には、ROYALさんの倉庫から荷物をピックアップするところから僕が手配しなければならない条件だった。アメリカ国内だけで商売するコーヒー輸入業者さんだったから。

で、今回、輸送の手配までROYALさんがしてくれるようになってた。まあ、当たり前だ。日本語サイトがあり、日本から注文を取っているのだから。すごく楽。リチャードさんにメールで「door to door」で、ってお願いしたら、OK❣️って感じだった。

トラックが来るのをただ待ってた。入港予定日が5月27日だったから「連絡が無いなあ。」とは時々思ってたけど、「まあ、通関とかあるしな。」と軽く考えてた。

そして6月1日のメール。とりあえず、その日のうちに分かったことは、door to doorでも、DDUという条件の契約。要するに、通関とか関税は含まれてない。

通関業務を自分でやるか、通関業者にお金を払って代行してもらうか。

Expeditorsさんも通関業務やってるんだけど、個人相手はやってない。kaffaさんは「法人登録」は?あるわけない。

さあ、Googleの出番だ。いっぱい検索したよ。通関業者に頼むのは、くやしいからやめた。

どんなものでも輸入は面倒くさいのだと思う。貿易用語もある。なんせ専門職の世界だ。

僕は別に輸入をしたかったわけじゃなくて、ただ欲しい豆が日本になく、ROYALさんにはあったから買っただけなのに、とても面倒くさい。

まずコーヒーの生豆は、植物であり、食品である。植物であるから、農林水産省の植物防疫所で検査してもらう。そのためには手続きがある。虫が発見されたら、大変だ。入国できない。

これに合格すると、今度は厚生省の東京検疫所で審査される。食品だから。もちろん、手続きがある。

これに合格すると、初めて通関の審査が受けられる。もちろん手続きがある。申告書を書く。コーヒー生豆は関税はかからない。消費税がかかる。計算する。ROYALさんに支払ったドル(東京までの運賃、その他払ったものほぼ全てを含む)を指定のドル円換算で、8%。110.3円=1$、東京税関のサイトのリンクを辿ると申告日とレートの表がある。

審査に合格したら、申告書で計算した金額を支払う。そうすると、「輸入許可書」が貰える。これをiPhoneでPDFにしてExpeditorsの担当の方に送ると、保税倉庫から、赤城山までの輸送の手配をしてくれる。

明日、保税倉庫で植物防疫所の係官の人と待ち合わせ、検査してもらう。そして、東京検疫所に行って、食品輸入申請と審査を受けて、東京税関大井出張所で通関手続きをします。

明日は金曜日です。このミッションをコンプリートしないと、来週また東京に行かなくてはならない。一度で済ませたい。

ノートラブルでクリアできますように!あーでもどーしても、嫌な予感みたいなものがあります。

6月24日(日曜日)吉祥寺

6月24日の日曜日、東京の吉祥寺でイベントをやります。

kaffa吉祥寺を貸していた「茶虎食堂」が、今月末で閉店します。長野で新しいクラさんたちのお店を始めると聞いています。

kaffaとしては、「茶虎食堂」が成功して、隣の「愛農普及会」が、「変だけど、確かな食材屋」として、広く認知されることを目標にしていました。さらに、あの庭を中心としたあそこで、おいしいものが食べられる食堂が、「愛農食堂」があればいいな、とずっと思っていました。

その形のひとつが、クラさんの「茶虎食堂」でした。僕らは、群馬にいて、たまにしか東京には行けず、結局、「茶虎食堂」の通常営業で客として行ったことがありません。

僕が客なら、空いてればラッキーなお店だと判断する。でも、たぶん、空いてない。狭い。天気が良ければ、庭や縁側でぼんやり待つのもいいけど。時間があれば。

でもやはり狭い。厨房が狭い故に、カウンターが高く伸びて、客席から厨房が見えない。あんな手の届くところで、料理が作られているのに。もったいない。がしかし、あの狭さではああするしかなかった。

吉祥寺の「茶虎食堂」は、とりあえず元の「kaffa吉祥寺」に戻ることになります。

その前に!「茶虎食堂」は、6月30日(土曜)が最終日ですが、その1週間前の6月24日(日曜)、あそこで、「愛農普及会」「茶虎食堂」「kaffa」、ゲストに「スプンフル」「あっちゃふあーむ」「農園智羅」「monsoon donuts」「工房チャツネ」の皆さんをお迎えして、

「さよなら茶虎食堂!帰って来いよ!スペシャル」と題して、のんびり、おいしいものを食べて気持ち良くなるはずのイベントをやります。

みなさんが何を食べさせてくれるのか、まだ全貌は未定ですが、kaffaは、いつも通りコーヒーを淹れます。

狭いし、雨の心配もありますが、できるだけみなさんがくつろげるように、頑張って準備したいと思います。

食べものではありませんが、縁側の魔術師「チャイちゃん」の貼り絵屋もあります。

6月24日(日曜日)です。東京吉祥寺のはずれです。ぜひ。