群馬周辺でコーヒー豆を焙煎している方々へ

群馬県周辺で、珈琲豆の焙煎をしている方々へ。

生豆、誰から買ってる?
ひょんなことから、こちら米国のロイヤルコーヒーのRichard さんが、いくつかのサンプルを持って、群馬でカッピングをしてくれる話になっています。

4月3日夕方、会場は赤城山?(未定ですが。)

Royal Coffee Inc. オークランド(カリフォルニア)発祥の家族経営の珈琲生豆専門の会社。「コーヒーにまつわる全てが好きだからやってる感」がすごい。そして、その生豆ラインナップ、それぞれの豆の深い情報とストーリーの発信。こんな業者に俺はなりたかった!

10年位前かな、エチオピアの生豆の残留農薬の件で、日本でエチオピア産の生豆が手に入らない状況が数年続いた。kaffaの主力はエチオピアハラー。困って、探して、このRoyalさんを知った。無茶苦茶な英語でメールして、シアトルからハラーを輸入する企てに、とても親切かつ合理的に対応してくれた。

この時は、結局、輸入(と言っても60kg×10)を諦めた。

この時は、エチオピア産の生豆は、全量のサンプル検査が義務づけられ、当然検査料も自腹で、残留農薬が検出されたら、廃棄処分で、補償なしという検疫のリスクを負えないのと、生豆をコンテナで混載して輸送してくれる業者を見つけられなかったから。

食品の輸入って想像を超えて大変なんだなぁと思った。

そして、去年の暮、いつもの業者にハラーを発注したら「ありません。」「いつ入荷するかは、商社に聞かなきゃわかりません。」「じゃあ、問い合わせてください。」とお願いしたんだけど、それっきりナシのつぶて。

大抵そんな感じ。どんな風にコーヒー豆がここにやってくるのか?産地ではどんな選択肢があり、それがどのような理由でどうやって選ばれて日本にやってくるのか?誰も教えてはくれない。問い合わせても、返事はない。kaffaは零細業者だから?わしは、そんな事が知りたいんじゃ。

で、Royal さんのサイトを久しぶりに見た。驚いた事に日本語のサイトがある!おお、Royal さんが日本に進出しとる!早速メールした。今度は日本語で。日本に事務所と倉庫があり日本人スタッフが居て…。と想像しながら。

アメリカから、Richard さんという人から、変な日本語だけどとても親切な返事が来た。

Royal さんには、エチオピアのハラーだけで、数種類の選択肢があるし、ハラーなどのエチオピアのコーヒー関係者と数十年来の長い友人だったり、ハラーナチュラル豆の高品質化と現地の生産者の生活向上のためのプロジェクトも支えていたりする。毎年エチオピアを始め、世界中を旅しているし、その様子も焙煎者と積極的に共有したいと願っているのがはっきりわかる。

ちょうど残留農薬事件の頃、エチオピアでのコーヒー豆取引の形態が劇的に変わった。ECXというやつだ。Royal さんのブログでは、当時からその問題点がきちんと、焙煎者に伝わるように情報が発信されていた。当時、僕は日本のコーヒー商社などのサイトもたくさん見たけれども、初期は全く情報が無かった。
日本のコーヒー界でも、エチオピアの豆は大きな影響をもつと思うのだが、そんな問題が、消費者にはもちろん、焙煎者にも全く伝わらない。伝えようとする意思すらないように思えた。

それは、kaffaが、たまたまエチオピアハラーを使い続けたい数少ない焙煎者だったから感じたことかも知れない。
実際、いろんな検索をしても、当時、「エチオピアが無い、困った!」という発信は、ほとんど無かったし、ハラーに限れば、皆無に等しかった。日本のコーヒー界は何事も無かったかのようだった。

当時の僕にとって、Royal Coffee が、少なくともアメリカにはある、という事が救いのようなものだった。

で、今年、いつもの業者にはハラーが無いと言われ、ロイヤルさんから買えるのもまだ先の話だし、ネット上で探した。ある卸業者に在庫があり、初めての業者だったけど、2袋(120kg)買った。選択肢は無い。届いた豆…。いつもと同じ麻袋。日本でハラーはこれしかない。…が、何だこれ?欠点豆の嵐。5kgの良好な生豆を得るために、焙煎人と2人がかりで4時間のハンドピック!
ようやく、一袋がなくなりつつある。あと60kg。

大商社が輸入し、仲介業者が僕に売る。どういう経緯でこうなるのかの説明はない。ハラーが欲しけりゃこれしかない!

4月には、Royal さんの、エチオピア直結、QUEEN CITY HARRAR が買える!楽しみで仕方ない。

去年の暮から、何度もRichard さんとメールでやり取りしたんだけど、10年前とは違って、何と、ロイヤルのコーヒーを赤城山まで配達するまでの見積もりができるようになってた。輸送業者とか検疫証明とかコミコミで。

10年前は、シアトルだか、オークランドだかの倉庫渡しで、倉庫から赤城山までの手配は自分でやれと言われたんだよ。便利になったねえ。

ハラーとグァテマラ混載で10袋。
できれば1袋づつ買いたいけど、運賃考えると…。
kaffaの約1年分を一括で、仕方なしと覚悟してね。でも置き場所がね。定温倉庫も無いし。10年前と比べるとかなりの円安だからトータルの価格を比較すると、今までの豆を買うより、かなり高くなるし。躊躇してた。

躊躇ついでに、Richard さんに言ってみた。「Royal さんが日本で倉庫を借りて、100袋くらいまとめて輸送して、日本で色んな豆を、個人や小さいお店に販売すればいいのに。絶対売れると思うよ。」

返信。「私は、今、日本の倉庫を探しています…。」

とても嬉しかった。実現するかな?するだろうと思う。

僕は、こんな人たちから、生豆を買いたい。

こんなやり取りをしてるうちに、何だか群馬でカッピングしてくれる話になっちゃった。恥ずかしいけど白状すると、僕はカッピングなんかしたことない。慌てて、カッピングをググッたよ。

焙煎する人!参加してね!まだ会った事もないし、買ったこともないんだけど、面白い出会いになると思います。

ちなみに、エチオピアのECXシステムは、最近改革されて、ロイヤルさんが訴えてた問題点は解消され、この4月からのハラーは、また以前のような素晴らしいものに復活するらしいです。

詳しくはこちら。英語だから四苦八苦して読んでね。

“群馬周辺でコーヒー豆を焙煎している方々へ” への3件の返信

  1. 初めまして。
    私、『TO BE KOFFEE』の戸部と申します。
    Twitterの転記から、ブログを拝見させていただきました。
    生豆の仕入れについてやカッピングなど…大変興味深いお話です。
    当日、参加させて頂くことは可能でしょうか?

    突然のご連絡申し訳ございません。
    ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    1. 戸部さん、ありがとうございます!
      嬉しいです。是非参加してください!
      詳しいことは決まり次第またご連絡いたしますね。

  2. はじめまして。桐生で趣味でコーヒーを楽しんでいる星野と申します。好きが高じて喫茶店で働いていたことがあります。
    群馬でカッピングをしてくれるイベントをツイッターで知り、慌てて休暇を申請して、手網とカッピングスプーンを買いました。個人の素人ですが、参加させていただいてもよろしいですか?
    追伸:土曜日に桐生のチャツネさんで、カファブレンド買いました!

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