アイスコーヒーを宣伝してみる。

友だちから「アイスコーヒーの宣伝しないの?」とのメッセージをもらう。

「アイスコーヒーの宣伝」とは?
きっと大抵のコーヒー豆屋では豆の売れ行きが下がる時期が始まっていると思う。

コーヒーは、やはり秋から冬が似合うような気がする。僕ですら、最近は、飲む頻度が落ちている。

昨日今日なんかは、山の中は梅雨寒で、コーヒーがうまい。

暑くてもコーヒーはうまいんだが、夏だろうが冬だろうが同じようにドリップし手間をかけてコーヒーを飲む人たちもいるんだが、やはり、コーヒーを淹れる作業は、多くの人にとっては、面倒なことだろう。僕だって面倒臭い。

ほとんどの人は、朝、出勤するのだ。そして、慢性的に睡眠不足だ。朝は辛い。時間に追われる。そして、夜遅く帰ってくる。ゆっくりコーヒーを淹れる余裕はあまりない。

それでも、朝に夜にコーヒーを淹れる人たちもいる。コーヒーを淹れる時間が必要な人たちだ。どんなに疲れていようが、コーヒーが必要な人たちだ。

お湯を沸かす。サーバーとドリッパーとフィルターをきっちりセットする。豆をスプーンで取り、チェックしてミルで挽く。いい匂いだ。お湯が沸く。ドリップポットにお湯を移す。フィルターにお湯を通す。お湯を切る。粉を入れて平す。お湯を注ぐ。蒸らす。膨らみを眺める。またいい匂いだ。膨らんだ丘の頂上から、ゆっくりお湯を注ぐ。湧き出す泉のように中心から膨らみがゆっくりと拡がる。なだらかに膨らんだ黒い丸い丘の中心から、コーヒー色の溶岩が盛り上がってゆっくりと拡がる。丘の地下のマグマの供給をコントロールするドリップ。溶岩の盛り上がりを丸く無理なく丘全体に拡げてゆく。

人それぞれ、気持ちの良い淹れ方があるだろう。ネルドリップの人も、フレンチプレスの人も。気持ち良く淹れるためのちょっとしたお気に入りの道具もあるだろう。

さて?アイスコーヒーの宣伝の話だ。

そう、要するにアイスコーヒーのシーズンである。が、アイスコーヒーは、ホットコーヒー淹れるより、ちょっとだけ手間がかかる。氷を入れて掻き混ぜて冷やす手間が。大した手間じゃない。淹れる楽しさは、大きい。透明なグラスを適度な大きさ氷で満たし、そこに直接ドリップする美しさ。

でもまあ、大抵の人は、やらない。冷蔵庫からリキッドコーヒーをグラスに注ぐ。

冬、4、5杯のコーヒーを飲む人も、夏場、4、5杯のアイスコーヒーを飲むことは少ない。お腹をこわしてしまいそう。やはり冷たい飲み物は暖かい飲み物より負担が大きい。

まあそんなわけで(?)、コーヒー豆は、夏は冬ほどは売れない。

さあ、みんなアイスコーヒーも自分で淹れよう!と宣伝をしてみる。

僕にとってアイスコーヒーは、おやつで、ホットコーヒーは必要物だ。

真夏でも、朝起きてまずアイスコーヒーを淹れたことはない。まずはホットコーヒーだ。ブラック。

アイスコーヒーは、おやつ。ミルクとガムシロを使う。スジャータみたいなポーション(っていうの?)はだめ。牛乳。ガムシロもちゃんと砂糖でできてるやつ。人口甘味料は嫌い。アイスコーヒーをブラックで飲むことは、まずない。

バニラアイスクリームがあれば尚良し。

豆は、東ティモールか、blend2かな。焙煎のブレにもよるけど、kaffa blendは、ミルクに合わないことがある。

そう言えば、春から最近にかけて、kaffa blendは、エチオピアのハラーが若干浅煎り傾向にあったように思う。焙煎人には、その傾向がある。

焙煎人の気持ちはよくわかる。深く焼くというのは、「もったいない」ことだ。豆が爆ぜる。煙がモクモクでる。どんどん焼けていく。コーヒー豆の成分は、煙となって空に消える。とても「もったいない」。

ここ2カ月くらい、kaffa blendには、エチオピアハラーの発酵?から生じる何かがあり過ぎたように感じていた。若干の青臭さ。それも悪くなかったけど、そろそろ飽きてきた。で、前々回の焙煎前に、「ハラーを若干深めに」と焙煎人にリクエストした。そして、前回は、「もうちょい深く」と再リクエストした。

これでしばらく行きたいと僕は今のところ思っている。まだ焙煎して3日目。時間とともに、いい感じになっているように思う。これが1週間経つとどうなのか?

これなら、ミルクを入れてもおいしいアイスコーヒーになるはず。

本当なら、アイスコーヒー用ブレンドがあればいいのだろうけど、僕がアイスブラックコーヒーを飲まないから、よくわからない。

今のkaffa blendでも、blend2でも、東ティモールでも、グァテマラ単品でも、アイスコーヒーにすれば、それなりにおいしいと思う。

アイスコーヒーの宣伝になったかなあ?

さあ、アイスコーヒーを自宅で淹れて飲もう。リキッドコーヒーとは全然ちがうよ。

例えば、大きめの広くて低いグラスに、大きめの氷を2、3個いれて、その上にハーゲンダッツのバニラを山盛り。そこに、とっても濃く淹れたばかりの熱いコーヒーを少量垂らしてみる。

あるいは、わりと細かく千切ったコーヒーゼリーをそれにあらかじめ加えておくとか。その場合は、当然、もう少し大きめなグラスかねえ。

もちろん、ただのブラックアイスコーヒーでも。光を透かしてみたくなる。グラスと氷とコーヒー。

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