西荻ラバーズフェス


西荻ラバーズフェス初出店してきました。
群馬のコーヒー屋なのに。「愛農普及会」と合同で。愛農普及会は、昔から西荻周辺は縄張りだから、西荻ラバーズフェスに出る資格?がある。kaffaも、群馬のコーヒー屋だけど、「kaffa吉祥寺」があるし。住所は吉祥寺だけど、西荻に属してる感を半ば無理やり醸し出して出店応募。

何で西荻ラバーズフェスに出店したかったのだろう?

西荻ラバーズフェス、去年初開催で、焙煎人と僕は、特に焙煎人が、Twitterで気にしていた。「何やら西荻で面白そうなイベントがあるらしい。西荻地元のお店が出店するわりと手作りの音楽フェスが。出店したいよね。」と。

で、Twitterで注視してた。でも別のイベントに出店してたので、実際には見ていない。Twitterのタイムラインによると、成功したらしい。良かったらしい。

で、それから、焙煎人と「来年は出店申し込みしてみようね。」と狙っていた。

前にも書いたけど、フェス出店は、好きな部類の仕事です。音楽とコーヒー淹れるのは、相性がいいから。

黙々と次から次へと7時間で150杯のコーヒーを淹れる。2人で。そこに、音楽があるとないとでは、体験として大きな違いがある。

あと、お客さん。フェスのお客さんは、ハッピーだからね。どうしても。ご機嫌。

かつ、焙煎人は実は西荻ラバーズなのかも知れない。実際、いいお店がある。

「長本兄弟商会ビル?」「こけし屋」
「オーケストラ」「のらぼう」「いしはら(ラーメン)」「一年茶虎」、僕が個人的にオススメするお店。

まあ、西荻ラバーズフェス出店の目的は、商売繁盛のためだな。

無名のkaffa吉祥寺をもうちょっと何とかしたい。

さらには、「愛農普及会」も、もうちょっと何とかしたい。

まあ、要するに、kaffaと愛農普及会のセルフプロデュース企画、みたいな感じで、普段、出店なんかしない疲れきった愛農のおじさん二人と、愛農普及会長女 、純ちゃんを巻き込んでの目論見出店でした。

まあ、出て良かったです。我々の店は、うまくいったと思います。

純ちゃんは、私生活が超忙しい中、プランとパンフと準備に獅子奮迅だったし、疲れきったおじさんたちも、日々の愛農普及会業務を回しつつのことですから、そりゃあ、疲れただろうなあと思います。

kaffa も、へとへとになりました。

個人的に残念だったのは、ステージの音楽がほとんど聞こえなかったこと。コーヒー淹れながら、おかしいなあと思っていたけど、すぐに気がついた。周囲は高層マンション。住宅街。そう言えば、周辺の住民には、実行委員会のスタッフが戸別訪問してご挨拶するとか、言ってた。

でも、ミュージシャン目的の来場者には、ステージ前に充分なスペースがあったから、たぶんきちんと心地よい音が鳴っていたのだと思う。

運営は、地元の若い商店主や住民たちの実行委員会。全てにおいて、すごく親切で丁寧だった印象が残っている。

何万人単位のイベントってイベント会社に主要な部分は委託してやるもんだと思っていたけど、ボランティアを募集して、あのテント群も自分達で建てる。撤収する。周辺に気を配る。ビジネスではないイベントは、やはりすごい。西荻ラバーズなんだよ、皆さん。

kaffa としては、保健所の指導で牛乳を一切使えないという制約があったから、カプチーノ、カフェオレなし。当初は、ブラックオンリーでいこうと思っていたけど、結局、スリーブラウンさんのブラウンスイスのミルクを奥様が煮詰めた「ミルクジャム」を仕入れて、「ミルクジャムコーヒー」と「ミルクジャム紅茶」というメニューを急遽作った。コーヒーに練乳入れただけなんだけど、ただの練乳じゃないからね。なんだかよくわからないポーション使うより全然良かったと思う。

今回の企画で驚いたのは、純ちゃんの息子が素晴らしい看板を作ってくれたこと。何週間か前から「ああ、看板は斗太(息子の名前)に描かせるから。」と、事も無げに言っていた純ちゃん。

前日、我々が吉祥寺についた時点ではなかった看板。斗太は、それから日が暮れるまで庭で子犬たちの写真撮ってた。

 

夕飯時あたりから、何やら愛農の作業場から、野菜を持って来てスケッチを始めた。それから、iPadで何か見ていたから、飽きたのかと思ったら、鳥獣戯画を検索して、画像を描き写してた。それが夜中だ。我々が布団に入る頃、愛農普及会の二階に上がって、でかい白い布に描き始めると言ってた。「できるんかいな?」と思って寝た。

翌早朝、素晴らしいのができてた。後で聞くと、朝4時まで看板作ってたらしい。

朝7時に大量の荷物を、狭いブースに搬入して、お店ひろげて、斗太の看板を立てる。立ててみたら、上下のバランスが悪く、下の余白に、芝生の上でマジックで文字を挿れる斗太。

オープンして、kaffaはコーヒー淹れ続けて、愛農さんはジュース。もう少し、野菜や果物が売れてもいいんじゃないか?と思ったけど。バナナがあまり売れなかったのは意外だった。5時に終了。6時に愛農さんのトラックに荷物を積み、吉祥寺に戻って、荷物を下ろす。一応9時には片付いていた。それから、一息、ちょっとお酒飲んだりして、さて、寝るぞ〜という時、事件は起こったんだよ。

さよなら原発ぐんまアクション

昨日は、高崎市役所の麓の公園で行われた「さよなら原発ぐんまアクション」というイベント、というか、集会に、商売として出店しました。

原発事故後から、昨日で六回目。たぶん毎年出てる。

いろんな労働組合、共産党、社民党、たぶん、民進党、などの左派政党、さらには、中核派、そして、いろんな市民運動組織が関わっているみたいだ。

Kaffaは、出店だけして、会議なんかにも出たことないし、集会後のデモにも参加したことがない。申し訳ない。

個人的な知り合いも何人も関わっているし、「さよなら原発」には賛同するし、ありがたいことに出店依頼されるから、出店させてもらっている。出店料も、協力金として最低の一口千円を払うだけだし、昨日は、プラス千円のカンパを、若干渋々払ったくらいの申し訳なさ。たぶん、一銭にもならず、ボランティアで準備された方々も多いのだと思う。その方々からも、お金を頂いてコーヒーを淹れる。申し訳ありません!

僕は、反原発だ。原発は、できるだけ速やかに後始末すべきだと思う。今始めても、何十年、もしかしたら、百年以上かかるだろうし、廃棄物の管理は数万年、少なくとも数百年必要だろう。そして、その後始末という活動は、何も新しい価値を産み出さない。何兆円かかるか、わからない。もしかしたら、兆円という単位で終わるかすらわからない。

戦後数十年の繁栄のためにだ。あと数百年歴史が続いたとしたら、どのように後世に評価されるのだろう?数十年の豊かさのために、とんでもない負の遺産を残したことになる。

あるいは、科学技術の飛躍が起こり、核廃棄物処理が安価に安全に行える時が来るかも知れない。宇宙空間に安全に捨てる技術か、地球内部、マントルくらいまで深部に捨てられる技術か、原子核を安全に変換する技術か。

それができない限り、原発の経済的収支は、長期的にはマイナスであることは、確実ではないだろうか?

だが、世間常識的には、そうではないらしい。原発は安価なエネルギーらしい。その辺が、僕には全く理解できない。僕が馬鹿なのかも知れない。

廃棄物を千年くらい管理するのは、たいした経費はかからないのかも知れない。信じられないけど。

僕の想像では、原発がこの数十年で産み出したエネルギー(電気エネルギーとして有効に使われた分)は、今後数百年から数千年の間に後始末に費やすエネルギーより小さいように思えるんだけど、どうなんだろう?詳しい人がいたら教えて欲しい。

人がまともに考えれば、原発は止まるはず、と僕は考える。でも、政府も、経産省も電力会社も、経団連も、電力労組も、原発容認の普通の人も、まともに考えてないのだろう。僕が、まともではないのかも知れない。僕には、科学的根拠がない。僕が知り得た情報から考えて、そんな気がするだけだ。少なくとも、経産省や電事連が提供する情報からは、原発が後世までも考えてプラスのエネルギーであるという結論は出て来ない。それすら、実は僕には、わからない。わからないことだらけだ。

要するに、僕は今まで僕が知り得た情報から、原発はマイナスエネルギーであるという結論を持っていて、それを反証する情報を知らない、ということだ。

反証してくれる人がいるならお願いしたいくらいだ。

話が飛んだけれど、そう、僕は反原発。でも、昨日のような集会やデモに手弁当で馳せ参じたりはしない。出店依頼されたから、商売で行く。

なぜだろう?

昨日も、いろんな方々がいた。いろんな党派性や、放射能に対する見解の相違が垣間見えた。

心底怒っている人の声も聴いた。利用してるんだろうな、と感じる声も聴いた。
間違ってる、と思う話も聴いた。コーヒー淹れながら、目が潤んだ瞬間もあった。

でも、完全に共感できない。僕には、あの集会にも、デモにも、完全には共感できないのだ。コーヒーを飲んでくれるお客さん、やはりかなり年齢層は平均的に高い。たくさんの方々に飲んでいただいた。毎年、この集会でしかお会いしないお客さんもいる。いろんな組織に属する方々なんだろう。日教組の人、共産党の人、中核派の人、市民運動の人、小さなサークルの人…。kaffa busの店頭で、コーヒーを注文してくれるひとり、ひとり。会話したり、しなかったり。ひとり、ひとりと僕の間には、なんの違和感もない。原発はいらないよね、という共感。コーヒー飲んでくれてありがとう!という感謝。

だけど、それぞれの組織の言葉、組織の旗。そういうものに共感を感じられない。

国とか、会社とか、そういう組織に抗うためには、組織は必要なんだろう、と思う。それはわかる。相手は、巨大な組織であり、さらに彼らは「仕事」なんだ。「有給」なんだ。そういう相手に抗うためには組織は必要だろう。

集会に参加された方々もひとり、ひとり、組織の一員ではあるけれど、組織と同じじゃない。それぞれの組織の中で、葛藤も、笑いもあるだろう、当たり前だけど。

ほとんどの参加者は、組織の一員と言えども、自由な自分の意志で参加しているのだと思う。日曜日に。

仕事だから、と参加してたのは、公安関係者とkaffaくらいかもしれない。

こんな僕で、本当に申し訳ありませんでした。コーヒー飲んでいただいて、本当にありがとうございました!

僕は、今後も、何かの組織に加わることはないと思いますが、kaffaとして、個人として、反原発を表現して行くつもり。あまり効果はないにしても。

教職員組合の和太鼓同好会の皆様、デモの出発と帰着の時の太鼓、とっても気持ち良かったです。ありがとうございました。

喫茶店営業(自動車)許可の更新

kaffa busの、「前橋市内」と、「前橋市、高崎市を除く群馬県内」の2つの営業許可が、3月末で5年間の期間が過ぎ、更新が必要でした。

先週から、準備を始め、今日、ほぼ無事に更新手続きが、終わりました。

思えば5年前、がらんどうのVWデリバリーバンに、あれやこれや細工して、保健所の規準に合わせて、初めての営業許可を手に入れたんだな。大変だったような気がする。

それに比べれば、更新は楽勝。まあ、規準がわかってるし、5年間ほぼ規準通り?に営業してきたんだから、ね。そんなにイジる必要もなかった。

ただ、5年前に、ペンキを塗ってくれという保健所の検査に、白木でやりたかった僕は、何とか水廻りだけの塗装でOKにしてもらった。カビを心配する係官に、「いや、これは、レッドシーダーだから、大丈夫!」とかハッタリかまして。

で、5年使いました。カビは生えました。白木が部分的に黒くなってました。カビが日々成長していたわけではないので、衛生上、僕は問題ないと思うのですが、無菌状態が好まれる昨今、いや、更新をスムーズに行いたいから、kaffa busの木部内装のほとんどにサンダーを掛け、表面を削り、塗装を施しました。

なんか、スキッとする渋い配色で塗りたいという願望はあれど、色彩センスがダメな僕は、結局、ジャンクな塗装に逃げざるを得ず、まあ、いいかって感じに。汚い元を隠さず、色で誤魔化した。カビではないでしょ?と見える。まあ、要するに、カビのように、塗ったわけだ。その上から、クリアのアクリル塗料を塗って、もう水だの溢したコーヒーなどしみ込まない。従ってカビは生えない!もう、kaffa busにカビは生えない!

まあ、とにかく、今日は更新に成功!あと5年間、kaffa busは合法です。先週もJAFのお世話になりましたが、kaffa busあと5年は走り続けます。俺があと5年もつのか?カビだらけ?